私は高校の時、２つのテキ屋さんでアルバイトをしていました。

片方は友達の紹介で、近所にお店も構えている、初老の夫婦が営むお店。

もう片方は、友達がどうしても一緒に来て手伝って欲しい！と言われて手伝っていた、怖いアチラ関係の方が営むお店。

どちらも仕事は同じで、夏は花火やアイスを売り、冬場は、たい焼きやたこ焼きを売っていました。

でも、僕の仕事に対する取り組み方は全然違いました。

初老の夫婦のお店では、一生懸命に声を出して、お客さんを呼び込んで売上を上げようと考えました。

しかしもう一方のお店の時は、お客さんが来ない事を喜んでいました。暇さえあれば友達もダベってばかり。

この違いは何だったのかな？

初老の夫婦は無口ながらも、一生懸命に仕込みをしたり準備をしたり、そして、私たちアルバイトにも「ありがとう」と言う言葉を沢山かけてくれていました。

一方のお店は、チン◯ラみたいな人が僕らの所を巡回しながら、「おい！いくら売上上がってんねん？ もっとあげてくれなあかんで！ほな、さいなら！」みたいな感じ。

関わり方が全然違いました。

当時高校生の私には、仕事の意義とか、
働く目的とか、そんな難しい事はわかりません。

でも、人として、「この人の為に！」
とか、「役に立ちたい」という何かが働く意欲に影響したのだと思います。

そう思うと、自分がメンバーをヤル気にさせられていなかったか心配いですが、
過去は全てチャーンス！過去があるから今がある！

今日も絶好調に行ってきまーーす！
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